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個人的な読書感想文
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第2次世界大戦がよくわかる本
第2次世界大戦がよくわかる本―20ポイントで理解する 第2次世界大戦がよくわかる本―20ポイントで理解する
太平洋戦争研究会 (2006/02)
PHP研究所
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太平洋戦争研究会による20ポイントでまとめた戦争解説シリーズ。
これはヨーロッパ戦線、1939年(昭和14年)9月1日のナチスドイツのポーランド侵攻から1945年5月9日のドイツ降伏(ベルリン)同年9月2日の日本の降伏までを解説した本。
これもおそらく左側…というかソ連の扱いをみると西側・・・のバイアスが多少かかっていると思われるが、資料の積み重ねから簡潔な表現が用いられており、極端さはない。

ナチスの話も改めて読むと面白い。
ガキっぽくもヒステリックながら、ゲーリングやゲッペルス、ロンメルなど実に多彩なキャラクターで、よくこんな連中を揃えたもんだなと感心する。
ヒトラーの話を読んでいて思ったのだが、やはり没落していた人間は2回連続で伝説的な成功を収めると、驕慢してリスクヘッジが出来なくなり、都合の悪い情報を受け入れられなくなるらしい。
(岩田社長もいつまで冷静でいられるだろうか)

ナチスの制服をみていて何かに似てるなーと思ったが、ガミラス人のコスチュームにそっくりだ。
デスラーなんかヒトラーそのまんまである。

またホロコーストの実態も改めて文章で確認すると実に凄惨だ。
人種差別はあらゆる国で存在したが、人を効率的に処分する方法を計画・実行したのはドイツだけである。
オールオアナッシング。
YMOとクラフトワークを聞き比べると、後者のほうが極端に音数が少ないのに気付く。
国民性なのだろうか。
でもラインハルト・ハイドリヒとか、好きな人は好きそうだな

またアジアとヨーロッパの連携性という点では、黄色人種を蔑視していたナチスとわざわざ同盟を結んだ松岡洋右のアホさ加減にがっくりきた。
こいつのトンチキなビジョンが、ただでさえすべっていた当時の日本の状況を完全に脱輪させたのである。
もうすこしマトモな奴はいなかったのだろうか?
インターネット社会になってなおさら実感しているが、英語はもう普通の人でも絶対に必要だ。

イタリアの弱さも特筆に価する。
ヒトラーと同盟関係でありながら、ほとんど相手にされなかったムッソリーニ。
その軍事的戦略はことごとく失敗しており、国内のレジスタンスに討たれて逃げるという有様だ。

ドイツ-ポーランド-ソ連の関係は日本-朝鮮-中国の関係に似ているのではないかと思った。
日本もドイツとポーランドの関係を研究すれば何かがわかるのではないだろうか?
それともドイツの掲示板では嫌ポーランド厨とか大量にいるのだろうか。

ルーズベルトとチャーチルの個人的な交友も興味深い。
2000通以上の手紙のやりとりがあったそうだ。
こういった個人的なパイプが国レベルの運命を左右するらしい。
世耕議員も文通している海外の政治家がいるのだろうか?


全体として、20世紀前半は人類全体が厨房レベルというか、とにかく戦って勝つしか考えていなかったのだなあという感じがする。
もちろん、テクノロジーが未発達で貧困もひどかったというのもあるのだろうが。
日本のネット環境も非生産的な差別主義から早く卒業してもらいたいものである。
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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

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