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ゲームの大学
なんとアマゾンで検索しても出てこない。
絶版になっているのか。

本物のアナリスト様(普通の人はゲームアナリストと呼んでいるが)平林久和さんとゲームの学者・赤尾晃一先生によるゲーム業界解説書。
確か4,5年前の年賀状に「今年は書く年」と平林さんが書いていたそうだが、最近さっぱり露出もなければブログも更新されていない。
どうなっているのだろうか。

まだゲームを産業やサブカルチャーの文脈で語ることが少なかった時代に、この本を読んだインパクトは忘れがたいものがある。
2800円が安く感じられたものだ。

プレイステーション、セガサターン、ニンテンドウ64の立ち上げ時に出された本なので、その当時の状況についての記述が多いが、本書の持つパラダイムは娯楽全般、文化全般から眺望したもので、スケールは非常に広い。
一般的な教養も身についた。
この本を読むまで、流通が商品の性格にまで作用するなんて全然知らなかった。

いちいち挙げていったらキリがないが、この本からインスパイアされたゲームも多いだろう。
特にゲームの未来学-ソフト篇」(P237)に挙げられた数々の問題点を全て潰して完成させたのが小島監督のメタルギアソリッドではないかと思われる。
あの、エレベーターに乗り込む時に一瞬主観画面になるのは「どうだ! これがゲームと映画の融合したタイミングだ」という製作者の顔がみえたものだ。

10年前というと、だいたい時代のサイクルで一昔、コンピュータの世界では二つ半くらい昔の話だ。
「1ギガのハードディスクが買えるようになったのはすごい」とか、今読むとかなり牧歌的な話も出ている。
コンピュータの世界で数字を出して話をするのは、週刊誌ぐらいまでなら許されても、単行本ではダメなんだろう。

偏ったサブカルでもなく、ドロドロの業界裏話でもない。
話の内容自体はさすがに古過ぎるものの、(任天堂関係のインタビューは時空を超えた説得力があるので古くなっていないが。書き込めるドラクエの話もあるし)トータルな教養書としては非常に価値がある本。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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タイトルEVE burst error & EVE The Lost One バリューパック&amp;nbsp;イウ゛バーストエラーアンドイブザラストワンバリューパックジャンルアドベンチャー機種セガサターン発売日1998-07-02規格番号T15042GJAN49658570306092人のシナリオをそれぞれ少しずつ進めて
2007/07/22(日) 17:01:08 | セガサターンへの思い
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